2021年3月24日水曜日

バンガードのETFが分割へ

いつものようにポートフォリオの銘柄を眺めていたらこんな表示が出てきた。

昨年10月頃に、まだコロナショックから回復途中で130ドル程だったのでものは試しと思い積み立て始めてみたVTWOに何かあったらしい。早速日本語で情報を調べてみるも、何一つヒットしない。仕方ないのでバンガード社オフィシャルサイトを尋ねてみると事の詳細が分かった。

2021年3月16日火曜日

はま寿司に思う

 


昨日、英検1級合格と免許習得のお祝いを兼ねてはま寿司で昼食を摂った。その時に気付いた事が1点ある。

コロナ禍の影響でレーンに寿司が流れなくなり、注文した寿司とわさび等しか流れなくなっていたのだ。えらく寂しい光景であった。

注文も、レーンに乗って自分の席まで流れてくるのにとても時間がかかった。そして流れてくるのを待っている間に水やお茶でお腹を膨らませてしまうため、この時は12皿しか食べられなかった。かつてなら20皿ほど食べるほどの大食いだったが今回ばかりはそうもいかなかった。

実はこれ、回転寿司業界に重大な損失をもたらすかもしれないのだ。回転寿司で大食いをするためのコツとして、「間髪入れずに次の寿司を食べる」というものがある。しかしレーンに注文した寿司しか流れない現状では上記の理由により、大食いの人間であってもかつてのように食べられない事態が続いている。これははま寿司にとって多大なる機会損失となるのではないだろうか。

そういう意味では、はま寿司は魚べいを参考にするべきだろう。生憎写真は撮っていないが、あそこでは通常のレーンではなく注文した寿司がダイレクトに届くシステムを採用している。ここでならかつてのように寿司を堪能することができた。

はま寿司も改革の時が来た。かつてのような回転寿司ではビジネスが成り立たない時が来ているのだ。従来型の非効率なレーンは廃止して、魚べいのような席にダイレクトに届くようにレーンを改修するべきだ。


2021年3月14日日曜日

運転免許を取った

 


 表題の通り。

教習所を卒業して免許センターに行って試験を受けて免許を受け取る。この流れは変わらないが、そこに至るまでの流れがコロナ禍で大きく変わったので書いておく。

まず第一に学科試験が予約制になった。この予約制というのがまた曲者で2か月も待たなければ空きが無く、予約ができない。しかし、教習所の卒業生には国側が便宜を図ってくれたらしく、「好きな日程で予約無しで受験できるチケット」が卒業式の時に渡された。

そんなわけで教習所卒業から約1週間で受験できたのだが、このチケットが渡されるのは1回のみ。つまり学科試験で不合格になれば、次に試験を受けることができるのは予約が取れた時、すなわち2か月先である。かつては金さえ工面できれば翌日にも再挑戦ができたそうだが、それも今は昔の話。プレッシャーが僕の肩に重くのしかかった。

そして試験当日。「本免学科試験不合格なら全額返金」を謳う怪しげな闇校を通り抜けつつ決戦の地、門真試験場にやってきた。入り口での検温や消毒を除いては特に変わったところは無かった。

肝心の学科試験だが、特にいやらしいひっかけ問題も無く、悩んだ問題番号を書き出しても7つだったので安心して試験を終えることが出来た。

しかしそこからが長かった。試験は11時頃には終わっていたのだが、結果発表は14時20分から。待機、待機、待機である。結果発表が終わってからも写真撮影だの手数料の払い込みだので時間を取られ、免許センターを後にしたのは16時過ぎとなってしまった。

それでも何とか免許を手にして帰ることができた。教習所に入学したのが昨年の11月下旬で免許を手にしたのが3月上旬。中々にスムーズな流れである。ひとまずの所、ゴールド免許を目指して安全運転に努めていく次第だ。

最後に、僕は車を運転したいし将来的には自分で1台購入してみたいと思ったからこうして仮免、卒検、学科試験とストレートで合格できたわけだが、身分証明書目的だったらそう遠くない内にマイナンバーカードに取って代わられるだろうから、そちらの方をお勧めする。習得に金がかかることもないし。

2021年3月10日水曜日

英検1級の勉強 

 さて以前約束していたように、今回は英検1級の試験の様子について執筆していく。これが1級を受ける予定の読者の方の助けになれば幸いだ。

 まずは二次試験から。というのも試験で喋った内容がどんどん記憶から消えていくためなるべく早く書き留めておく必要があるのだ。

 他の級とは違い、1級の2次試験は全国11都市でしか開催されない。地方在住となると泊りがけで会場に向かったりするらしいが、天下の台所大阪(の隣県)に住まう僕にとっては問題なしだ。

会場は土佐堀にあるYMCAの会館だった。9時15分までに着くように、朝7時頃に家を出て京阪の渡辺橋で下車した。会場に到着したのが8時半だった。


 

受付を済ませると試験室と待合室がある4階へエレベーターで移動。 集合時間45分前にも関わらず既に2人が熱心に参考書を眺めていた。

集合時間が迫るにつれて入室する受験者も増えてゆき、1列空けとは言え、最終的には学校の教室1つを埋め尽くすほどの人が集まった。因みに英検1級は小学生も受験するという噂があるが、この会場では1人も見当たらなかった。

集合時間になると僕含め4人が試験室に連れていかれた。試験室は4つあったので僕らがトップバッターという訳だったのだ。集合時間ギリギリに行くと試験室入室まで1時間も2時間も待たされることもあるらしいので、さっさと受けてさっさと帰りたい方は早めに会場に行くことをお勧めする。

試験室前のベンチで1分ほど待たされると入室するように指示が出た。準1級のように「May I come in?」だなんて言う必要はない。 

面接室内には壮年の男女の面接官とタイムキーパーと思しき男性が1人。コロナ禍の社会情勢のお陰か面接官と僕の距離がかなり空いていた。そして本来ならば面接官の方から手渡しされるはずのトピックカードも既に僕の机の上に置かれていた。

以下が面接官とのやり取りの一部始終。書き起こしは日本語だが、実際のやり取りはすべて英語。

「あなたは'($'!`@*/ですか?(全く聞き取れなかった)」

「ええ、そうです」

ここで面接官2人がニッコリ微笑む。

そしてトピックカードに目を通すように言われて1分間のカウントダウンが始まった。ざっと目を通していくも理由が思いつかずに いたが、一番最後の「人類は自らが原因で滅亡すると思うか?」にした。これなら何とか理由が2つ思いついたからだ。

タイマーが今度は2分にセットされ最初の難関、2分間スピーチが始まった。僕はこのトピックに対して環境破壊と核兵器の存在を理由に、スピーチを組み立てていった。そして終わったら即座に「以上です」と言って切り上げた。体感としては1分20秒程度であっただろうか。結論を言った後も話し続けてタイマーが鳴るのを待つといった戦略もあるらしいが、今更後の祭りだ。

試験は最終局面、質疑応答に突入していった。申し訳ないのだが、ここで訊かれた質問を僕は一切覚えていない。ただぼんやり覚えているのは、「とにかく人間ってものはネガティブな情報に惹かれるものなんですよ」と熱弁する僕に頷く面接官、そして 「水力発電」が言えずに滝のジェスチャーで「Waterfall!」と言っている自分のみである。そして質問の数だが、参考書には4つと記載されているが、僕の場合はそれよりも多かった。

タイマーが鳴るわけでもなく面接官の方から試験の終了を告げられた。退出する際には「Thank you」の代わりに「I appreciate your kindness」と言ってみたり、こっちから「Have a nice day!」と言ったりしてみた。

以上が僕の2次試験レポートだ。帰り道、どんよりした気分で渡辺橋駅に戻って帰途に就いた。それから合格発表までの1週間強、希望と失望に挟まれて過ごしたのは言うまでもないだろう。ある意味英検1級の受験で一番辛い時期だ。

 6回7回と受験してもなお合格を掴めない方がいるのに対し、1発で合格できたというのは正直なところ驚きだ。

次にお待ちかね、勉強法について書いていこう。

使った参考書は2冊。旺文社のアレと面接大特訓だ。旺文社の方は内容が古いものの、言葉に詰まった際や返答に困った時に使えるフレーズがたくさん載っているので受験の際には一通り目を通しておくといいだろう。次に面接大特訓。1級の面接は日本語で問われても返答に困るようなトピックが出てくるが、この本でトピックの背景や数的根拠を頭に叩き込むと良い。因みにこの本はえらくリセールバリューがいいので使う際はなるべく書きこみなどはしない方が良いだろう。

 次は1次試験だが、これは別記事にて執筆する。





 



2021年3月3日水曜日

英検1級合格の顛末

 いるのかは不明だが、このブログを定期的に見てくれている読者諸兄は最近ブログの更新がえらく滞っている事と感じただろう。

 それもそのはず、僕にとって2021年は 多大なるプレッシャーとともに幕を開けたのだから。ブログを執筆する余裕は無かったのだ。

コロナ禍による就活も1つの要因だが、それに加えてもう一つ、年始の僕の心に重くのしかかっていた存在があった。

それは何を隠そう、英検1級の受験だ。

折角英語(と中国語)を専攻しているのだから、そして準1級を既に持っているのだからという非常に安易な理由で出願したのだが、試験日が近づくにつれて僕の心は憂鬱とプレッシャーに支配されていくようになった。

そんな心模様とは裏腹に全技能8割超えという快挙(?)で1次試験を突破したのが2月の上旬の事だった。


 

それにも関わらず心は相変わらず曇ったままだった。というのも、1級の2次試験は他の級とは違って普通に落とされるからだ。1年分の1次試験免除期間を使い切ってもなお合格にたどり着けない人もざらにいる……ただ話せたからと言って合格できるわけではない……ネットを見ればそんな恐ろしい情報が載っている。受からなかったらどうしよう……でも実は受かってたりするんじゃないか……そんな不安定な精神状態で迎えた合格発表の日。

僕はわが目を疑った。 




 なんと、合格を手にしていたのだ。正直信じられない思いだった。散々だった2分間スピーチの後の質疑応答では二つ目の理由が答えられずに「Forget it. Let's move on.」ととんでもない回答をしてしまったのにも関わらず、だ。それに加えて「地球上にある核弾頭の数は10万発です」などとんだお門違いもやらかしてしまった(正確には約13865発らしい位)。ただ、試験官2人とは入室直後からの軽いジョークの応酬のお陰か、終始和やかな雰囲気だった。それも合格の1つの原因なのかもしれない。

 とにかく、今この時を持って2021年度の課題が1つ片付いた。 これからは就活に腰を据えて取り組むことができるというものだ。

勉強方法については気が向いたら執筆するつもりだ。