いつものようにポートフォリオの銘柄を眺めていたらこんな表示が出てきた。
昨年10月頃に、まだコロナショックから回復途中で130ドル程だったのでものは試しと思い積み立て始めてみたVTWOに何かあったらしい。早速日本語で情報を調べてみるも、何一つヒットしない。仕方ないのでバンガード社オフィシャルサイトを尋ねてみると事の詳細が分かった。
Vanguard Announces Share Splits for Three Russell ETFs
どうやらETFの分割をするらしい。僕が所有しているVTWOもその対象で、two-for-oneと記載されているので1口が2口に分割という形になるようだ。他には、米国大型株の指数であるラッセル1000に連動するVONVとラッセル1000のグロース株に連動するVONGも同様に分割される。
分割のメリットとして、所有口数が増えるという事がある。現在僕は5口所有しているので10口に増える形になる。結果、配当金も増えるかもしれない。そこんとこは言及されていなかったので不明だ。そして次にお求め安くなるという事もある。この記事を執筆している時は、VTWOは177ドル付近をウロウロしているのだが、分割により価格が半分になる。という事は元が177ドルだったものが約88.5ドルで買えるようになるのだ。これはお買い得だ。
価格が上昇するのは素晴らしいことだが、投資信託と違いETFは額面で購入しなければならないため、あまりにも高くなりすぎると購入に躊躇するようになる。特にまだ親の扶養に入っている現状では、収入も103万に制限されてドル転出来る金額も限られてくるので、今回のバンガード社の英断には賛辞を贈りたいところだ。