今回は貧困についての本がメイン。
「貧困を救えない国 日本」
この手の福祉屋さんって兎に角民間企業が大っ嫌いなんだなぁ……という感想しか出てこなかった。
「アンダークラス」
こちらは政治的主張は抜きにしてアンダークラス、つまり貧困層の特徴と属性を徹底的に解剖した本。筆者は多くのアンダークラス当事者が「富裕層からもっと税金を取って分配させるべきだ」と考えていると指摘していたが、そんなんでは一生アンダークラスから逃れることは叶わないだろう……と老婆心ながら忠告しておく。
「非実在青年論」
オタクバッシングをバッシングする本。参考になったのは3章の性癖と人格の関連性だ。スカトロがあっておしっこ我慢が無いのはこれ如何に。私見ではあるが、最近の西洋諸国におけるセルフ文化大革命ともいうべき現象はその内強烈な揺り戻しを伴って消え失せていくだろう。その時が来るまでは僕たちはじっと耐え忍ぼう。「これもまた過ぎ去る」のだから。
アンダークラス 902円
貧困を救えない国 日本 1012円
中年童貞 880円
老後破産 1430円
非実在青年論 1980円
合計6204円節約。