2020年6月21日日曜日

読書録 6月第2&3週


今回は貧困についての本がメイン。

「貧困を救えない国 日本」
この手の福祉屋さんって兎に角民間企業が大っ嫌いなんだなぁ……という感想しか出てこなかった。
「アンダークラス」
こちらは政治的主張は抜きにしてアンダークラス、つまり貧困層の特徴と属性を徹底的に解剖した本。筆者は多くのアンダークラス当事者が「富裕層からもっと税金を取って分配させるべきだ」と考えていると指摘していたが、そんなんでは一生アンダークラスから逃れることは叶わないだろう……と老婆心ながら忠告しておく。
「非実在青年論」
オタクバッシングをバッシングする本。参考になったのは3章の性癖と人格の関連性だ。スカトロがあっておしっこ我慢が無いのはこれ如何に。私見ではあるが、最近の西洋諸国におけるセルフ文化大革命ともいうべき現象はその内強烈な揺り戻しを伴って消え失せていくだろう。その時が来るまでは僕たちはじっと耐え忍ぼう。「これもまた過ぎ去る」のだから。

アンダークラス 902円
貧困を救えない国 日本 1012円
中年童貞 880円
老後破産 1430円
非実在青年論 1980円
合計6204円節約。

イエローテイル モスカート



僕は比較的バカ舌なので、ワインも甘口のが好きなのだ。有難いことに、今日のグローバル化のお陰で世界中から甘口ワインの選択肢が幾らでも手に入る。

そんなわけで今回のワインはオーストラリアから微発泡のマスカットワイン、イエローテイル・モスカート。購入はamazonから。

アルコール分が7.5%と低いので、食前酒にしても酔いにくい。マスカットのフルーティーさも美味しさに拍車をかけている。

また機会があれば、リピートしようと思う。




2020年6月17日水曜日

個人投資家が個別株投資で勝つのは難しい

Yahooニュースの経済欄にて興味深い記事を見つけた。

米国の株高は「株取引アプリとは無関係」、投資銀行が指摘

https://news.yahoo.co.jp/articles/bc8da03ab0647c4bd2a58fec69bd1b6731c2bae4

記事の内容としては、ここ最近のアメリカ株高はロビンフッドとかの株取引アプリを使う新規の個人投資家がなだれ込んできたからである……という仮説を投資銀行のバークレイズが否定しているというもの。

一番大事なのはここから。
「2020年3月以降の値動きから、噂とは正反対の事実が確認できた。ロビンフッドの顧客が買っている銘柄は、市場平均よりも低いリターンしかあげられていない。彼らが買う銘柄は、値を下げている」とPreclawは述べた。
大事なことだ。もう一度言おう。
ロビンフッドの顧客が買っている銘柄は、市場平均よりも低いリターンしかあげられていない。彼らが買う銘柄は、値を下げている
要するに、個人投資家がどれだけ頑張ってもインデックス投資には勝てないという事だ。さらに悲しいことにはウォール街の機関投資家にも勝てない。なぜなら彼らは市場が開く前に株式を購入できるからだ。
CNBCでアンカーを務めるJim Cramerは先日、ウォール・ストリートの関係者が、ロビンフッドで人気の銘柄を市場が開く前に購入し、個人投資家に高値で転売すれば、簡単に儲けられるかもしれないとツイートした。「それはゲームみたいなものだ」と彼は述べていた。
機関投資家はゲーム感覚で個人投資家をカモにしてくるのだ。怖い怖い。

ここでもまたインデックス投資の優位性が証明されてしまった。それでもなお個別株投資をする人がいるという事はどうやら世間にはマシュマロを待てない大人がたくさんいるという事なのだろう。

2020年6月16日火曜日

新型4シリーズのキドニーグリルをいじくると

車好きであろうとなかろうと、BMWの新型4シリーズには驚かされたはずだ。なんといってもそのグリルに。鼻の穴みたいと揶揄されるキドニーグリルだが、本当に鼻の穴みたいになってしまった。当然ながら、市場からは否定的な意見が噴出した。僕も正直なところ、このデザインは好きになれない。

さて、そんな新型4シリーズのグリルをrepungnant (ひどい)と評した米Autoblogでは、photoshopを使ってこのグリルをいじくっている。

記事はこちらから。“Here's what the 2021 BMW 4 Series looks like with a smaller grille” https://www.autoblog.com/2020/06/03/bmw-4-series-different-grille/


まずはサイズの修正から。
結構いい感じになった。が、これでは何だか特徴がない。ありきたりだ。

次に米国ナンバープレートを装着。米国と日本はナンバープレートの形状が似ているため参考になるだろう。

う~んやっぱりダサい。

結局のところデザインがどうであれ、買った人が満足すればそれでいいのだが、外野の意見としてはう~ん……といった感じである。

ブラックスワンに良い悪いがあるように、革新にも良い悪いは確実にあるのだ。新型4シリーズが数年後、失敗だったと言われないことを祈るのみだ。



2020年6月15日月曜日

Appgalleryのzoomにご用心

僕は今、猛烈に怒っている。何に対してって、ファーウェイのappgalleryにだ。

事のあらましは以下の通り。

授業で使うこともあり、zoomをappgalleryからダウンロードした。が、アプリを開くとすぐにfofy.comなるページにリダイレクトされてしまう。ページを閉じてもまた自動的に開く。ミーティングルームに入室してもお構いなしのしつこさだ。これにはさすがの僕も大分ムカついた。

調べてみると、fofy.comはブラウザをハイジャックするウィルスに分類されているのだ。(ソース: "Fofy Virus Android" https://howtoremove.guide/fofy-virus/


一方zoomの公式サイトからダウンロードした奴には何の問題もない。これは偶然では無かろう。

つまり、ファーウェイは意図的にウィルス入りのアプリを流していたという事だ。最悪である。一応ストアのページから報告しておいたが、ファーウェイという存在に対して好感度がガクっと下がった。

こんなことならgalaxy tab s6にしておけば良かった。

2020年6月14日日曜日

シャトー・ル・パン・サクリスト


待て~ルパ~ンではない。念のため。今回はイオンではなくamazonで仕入れてみた。

そして人生初の貴腐ワインである。375mlの小さいボトルでもお値段は1680円。高級ワインに片足突っ込んでいるといえるだろう。

お味の方は正しくお値段以上。貴腐ワインの名に恥じない高貴な味だった。甘いので食後に飲むのが向いている。

コロナ騒動が完全に終息した時、友達と一緒にこのワインで祝杯を挙げようと思った。


2020年6月10日水曜日

イオンのワインその2 アレナ・テンプラニーリョ

イオンで売ってる小ぶりワインその2。お値段は税込み261円とデュオ・メルロと比べるとほぼ半分。お味の方はというと……正直微妙。

高級ワインと超高級ワインでは味に大した違いはないとよく言うが、200円と400円のワインではそれはもう違う。駆け出しワインマニアの僕でも分かる程に。同じライトボディなのに何故ここまで違うのか。

リピートは無しで。

2020年6月7日日曜日

読書録 6月第1週

もう具体的な地名を出してしまうけど、僕のバイト先の近くには大阪府立図書館がある。(そしてその向かいには僕がワインを買うイオンがある。)蔵書量日本一を謳うだけあって、大概の本が見つかる。適当に棚をザッピングしていっても面白いのが見つかる。コロナを過去のものにしつつある大阪ではやっとこさ図書館が再開したのでなにか借りていくことにした。今週借りたのはこの3冊。

「中高年ブラック派遣」
みんな大好き貧困に関する本。名の通った大企業に勤めていてもただ勤めていただけでは転職も儘ならないよ、という内容。この先はジェネラリストよりプロフェッショナルの方が明るい未来が待っていそうだ。

他2冊については特に言う事なし。以上。

中高年ブラック派遣:880円
サイコパス:858円
スノーデン 日本への警告:792円
合計2530円節約。

2020年6月3日水曜日

ファーウェイのMatepad Proを買った

今まで使っていたファーウェイのMediapad M5 Lite 10がそろそろスペック不足に感じてきたので新しい10インチタブレットを探していた。しかしアンドロイドタブレットと言うのはとかく選択肢が少ない。支給された10万円もあるし、思い切りハイスペックなやつでも買ってみようかと思い立ち、注文したのがこいつだ。



日本では未発売なので購入は海外の通販サイト、giztop なる所から。ここは中華スマホの情報サイト、gizmo chinaが運営している。発送に関してかなりの厄介事(4/22に注文、本日到着)があったのだが、サポートは返信も迅速で親切だったのでまあ良しとしよう。

まず電源を入れて思ったのが、ベゼル薄っ!である。



だがこのタブレットには致命的な欠陥が一つある。それはGoogleアプリが使用不可能という事だ。無論Play storeも無いので、アプリのインストールはファーウェイが自前で用意したApp galleryか或いはapkpureとかの外部サイトに頼ることになる。実はApp galleryがどんなものか試してみたいというのもこのタブレットを買った理由の一つだ。

……やっぱりラインナップが絶望的だ。必要最小限は揃っているもののそれ以上は期待できない。西洋諸国のアプリは悉く全滅だ。因みにそういうアプリを検索すると、web版へのショートカットが表示される。意外だったのはmicrosoft系は一通りある事だ。 取り敢えずメールアプリはoutlookを使うことにする。

もしあなたがファーウェイ使いならphone cloneで丸々移植するといいだろう。動く保証はないけれど。

さらに悲しい事にはアズレンが動かない。中華企業なのにApp gallery にないとはこれ如何に。apkpure から落とした奴はアプリを開いた途端にクラッシュするのでログインすらままならない。これではスナップドラゴン850番台に匹敵するSoC、Kirin 990と8GBのRAMの持ち腐れだ。これが役不足というやつなのだろうか。

まあそれでもYoutube vanced とAdguard とKindle にTwitter は普通に動くので僕にとっての基本的ニーズは満たしているといえる。

しばらく使ってみてまたレビューを書いていこうと思う。




2020年6月2日火曜日

収支報告 2020年5月


雇用とかの実態景気はよろしくないが、株価は順調に回復しているようだ。最終日の評価額はみての通り1650円に落ち着いたが、一時は1750円を超えていた。

6月分の注文は新興国インデックスを6500円分買い増した。これでs&p 500と全世界インデックスと保有額が同じになる。

バートン・マルキールが言うように、ドルコスト平均法でインデックスファンドを積み立てていくという行為は思いのほか難しい。積み立てを始めた当初は「投資信託よりetfの方がいいんじゃないか……?」とか考えて積み立てを止めようとしていたし、最近では「MSCIよりFTSEに連動するインデックスの方がいいんじゃないか……?」と考え出して手持ちの分を売りに出そうとした。彼が言うところのミスター・マーケットに惑わされているのだ。僕でさえこんなに不安に苛まれたのだから、ミスター・マーケットに負けて売りに出してしまう投資家もいるにはいるのだろう。残念なことだ。時間しかない弱小投資家が勝つにはこれしかないというのに。

とにかく、世界が滅亡でもしない限り、インデックスファンドは基本的にパーになることなど無いのだから、思考停止で積み立てていけばいいのだ。