今まで使っていたファーウェイのMediapad M5 Lite 10がそろそろスペック不足に感じてきたので新しい10インチタブレットを探していた。しかしアンドロイドタブレットと言うのはとかく選択肢が少ない。支給された10万円もあるし、思い切りハイスペックなやつでも買ってみようかと思い立ち、注文したのがこいつだ。
日本では未発売なので購入は海外の通販サイト、giztop なる所から。ここは中華スマホの情報サイト、gizmo chinaが運営している。発送に関してかなりの厄介事(4/22に注文、本日到着)があったのだが、サポートは返信も迅速で親切だったのでまあ良しとしよう。
まず電源を入れて思ったのが、ベゼル薄っ!である。
だがこのタブレットには致命的な欠陥が一つある。それはGoogleアプリが使用不可能という事だ。無論Play storeも無いので、アプリのインストールはファーウェイが自前で用意したApp galleryか或いはapkpureとかの外部サイトに頼ることになる。実はApp galleryがどんなものか試してみたいというのもこのタブレットを買った理由の一つだ。
……やっぱりラインナップが絶望的だ。必要最小限は揃っているもののそれ以上は期待できない。西洋諸国のアプリは悉く全滅だ。因みにそういうアプリを検索すると、web版へのショートカットが表示される。意外だったのはmicrosoft系は一通りある事だ。 取り敢えずメールアプリはoutlookを使うことにする。
もしあなたがファーウェイ使いならphone cloneで丸々移植するといいだろう。動く保証はないけれど。
さらに悲しい事にはアズレンが動かない。中華企業なのにApp gallery にないとはこれ如何に。apkpure から落とした奴はアプリを開いた途端にクラッシュするのでログインすらままならない。これではスナップドラゴン850番台に匹敵するSoC、Kirin 990と8GBのRAMの持ち腐れだ。これが役不足というやつなのだろうか。
まあそれでもYoutube vanced とAdguard とKindle にTwitter は普通に動くので僕にとっての基本的ニーズは満たしているといえる。
しばらく使ってみてまたレビューを書いていこうと思う。