車好きであろうとなかろうと、BMWの新型4シリーズには驚かされたはずだ。なんといってもそのグリルに。鼻の穴みたいと揶揄されるキドニーグリルだが、本当に鼻の穴みたいになってしまった。当然ながら、市場からは否定的な意見が噴出した。僕も正直なところ、このデザインは好きになれない。
さて、そんな新型4シリーズのグリルをrepungnant (ひどい)と評した米Autoblogでは、photoshopを使ってこのグリルをいじくっている。
記事はこちらから。“Here's what the 2021 BMW 4 Series looks like with a smaller grille” https://www.autoblog.com/2020/06/03/bmw-4-series-different-grille/
まずはサイズの修正から。
結構いい感じになった。が、これでは何だか特徴がない。ありきたりだ。
次に米国ナンバープレートを装着。米国と日本はナンバープレートの形状が似ているため参考になるだろう。
う~んやっぱりダサい。
結局のところデザインがどうであれ、買った人が満足すればそれでいいのだが、外野の意見としてはう~ん……といった感じである。
ブラックスワンに良い悪いがあるように、革新にも良い悪いは確実にあるのだ。新型4シリーズが数年後、失敗だったと言われないことを祈るのみだ。