そんな僕であるから、各種ニュースサイトを見るときもまずエンタメ・芸能の欄には近づかない。誰それが浮気しただのそんなの知ってもどうにもならないからだ。それに興味もない。ただ殊yahooニュースにおいてはそうはいかないようだ。僕はただ国内のニュースが知りたいだけなのに何故か「芸能人が何とかと言った」というネットニュースお得意の内容ゼロのスカスカジャンク情報が入り込んでいる。あれはどうにかならないものか。宮根誠司が~吉村市長が~……どうでもいいっての。国内ニュースの欄に入り込んでくるんじゃねぇ芸能の欄でやってろという話だ。
やはり同じような事を感じている人間は僕だけでは無いらしい。1年前の記事だが、日刊spaより。
松本人志、マツコ、指原…同じ有名人コメントが溢れるネット記事は、いつまで続くのか
https://nikkan-spa.jp/1555341/
ここまで中身のないニュースが氾濫する原因はpv至上主義と 製造コストの安さだという。確かにあの手のニュースを作るためにはタレントの発言を書き起こせばいいだけなので実に安価に、そして簡単に粗製乱造できてしまう。pv至上主義に関しても、粗製乱造したクソの内一つでもバズればいいのだからネットニュース各社がゴミ情報を量産し続ける合理的理由がそこにある。
そして一番僕が何だかなぁ……と思ってしまったのが、制作現場はこの手のゴミを作ることに疲れ切っているらしい、という事だ。
そもそもテレビウォッチなんて『PVが稼げる』という以外に何の意味もない、ジャーナリズムの欠片もない記事ですから、現場は疲弊し切っているんです。何のモチベーションもないので、『もう書かなくていい』となったらすぐにでも投げ捨てるでしょうね。何のモチベーションもないのにただひたすら書き続ける……正しく現世の賽の河原とも言うべき地獄がそこにある。(ちなみに僕は某議員の議員報酬煽り発言をうっかり見つけてしまい大いに頭にきたことがある。おそらく制作現場も同様に感じていたに違いない。しかし彼らは書き続けねばならない……。pvのために。これは地獄以外の何物でもない)
これから先、この手のクソニュースはもっと増えるのではないかと記事では予言していたが、不幸なことに 1年たった現在、当たっている。しかもpvを取るため、過激な発言ばかり取り上げるようになった。状況は悪化しているように思える。
とにかく、今のネットニュースは何かがおかしいって事を言いたかっただけです。はい。やはりタダではいい情報は手に入りづらいという事だろうか。英語力増強のために購読しているWSJの他に日経あたりも購読してみようかなと悩む今日この頃だ。
最後に一言。がんばれ日刊SPA!!!