2020年12月29日火曜日

読書録 12月&2020年度のまとめ

 

 2020年も色々あったが無事に過ごせそうだ。そんな年末を飾るのは次の4冊。

 不思議な少年/人間とは何か?

中島らもの次の文学作品はマークトウェイン。 これらの本を執筆した頃のトウェインは悲観主義と他者不信に染まっていたそうだが、僕の思想とピッタリ合うものだった。

 明るいニヒリズム

「過去はない。今だけある」という事を何とか立証しようとしていた。哲学書にはよくある、やたらと読みにくい本だった。

バブルの歴史

チューリップの時代から幾多となく繰り返されてきたバブルについての本。チューリップから泡沫会社、鉄道バブルなど、ITバブルまでの古今東西ありとあらゆるバブルが漏れなく収録されている。筆者は文中でバブルの特徴について「先物取引が増える」「衒示的(見せびらかし)消費」が増えると述べていたが、これはこれからも起きるであろうバブルを見分ける際に中々参考になりそうだ。

まとめ

不思議な少年→410円

人間とは何か?→2000円

明るいニヒリズム→1540円

バブルの歴史 →2640円

計4冊、6590円節約。

折角なので2020年度のまとめをしてみようと思う。

2020年度は図書館本で69冊、計 99073円分読んだ。その中に図書館になかったので購入した分を合わせると、74冊にもなる。実のところ年間100冊なんて余裕でしょ~なんて思っていた時期もあったがそれは甘かった。しかしこれら読んだ74冊が無駄になることはないだろう。来年こそは100冊到達を目指して頑張っていきたいところである。