2020年9月27日日曜日

読書録 9月その2

 

仮想通貨バブル

 少し前に世を騒がせた仮想通貨バブルについての本。バブルに乗っかってしまう事の恐ろしさについて今一度確認することができた。

スマホは人気で買うな!

経済学的思考トレーニングの本。デリバティブ汚染といい、吉本佳生は中々いい本を書く。

ウォーレン・バフェット 華麗なる流儀

タイトルにはウォーレン・バフェットが入っているが、彼が出てくるのは最初と最後の一部だけ。後は筆者の専門分野である信用デリバティブと住宅ローン債権の話ばかりだった。それでも、投資について学習するには大いに役立つ一冊だろう。

まとめ

仮想通貨バブル→935円

スマホは人気で買うな→935円

ウォーレン・バフェット 華麗なる流儀→2904円

2020年9月21日月曜日

みんな本当にオンライン授業に反対なのか

 週6でバイトを入れたお陰であっという間に夏休みも終わり、もうすぐ秋学期が始まろうとしている。幾多の例にもれず、僕の大学も秋学期もオンライン授業で行うことになった。

 僕自身としてはこの判断には喝采を送りたい。なぜならば、オンライン授業だったら毎朝毎朝ドアが閉まらない程にすし詰めになったバスで通学する(これだけで新しい1日の始まりをめちゃくちゃにしてくれるというものだ)必要も無いし、90分間眠気を押し殺してただ教授がくっちゃべるだけの退屈な授業を聴く必要もないからだ。そして1番大きい理由が、こんな不埒な動機を「家族にコロナウイルスをうつしたら怖い」という清純な理由で隠せるからだろう。

さて、ネットニュースには大学生がオンライン授業に悲鳴を上げているという記事が散見される。 

参考 : 大学生「もう限界!」、授業オンライン化の大混乱で孤独・睡眠不足・心身不調に

https://diamond.jp/articles/-/244872 

確かに華やかなキャンパスライフを期待して入学した新入生にとってはオンライン授業というのは肩透かしも良いところなのだろう。

だが世の大学生の大半が本当にそう思っているのだろうか。この件に関して、筑波大学の校内紙、筑波大学新聞が興味深い調査結果を発表している。  

https://www.tsukuba.ac.jp/public/newspaper/pdf-pr/357.pdf

オンライン授業についてどのように感じたかについて、反対派の17%を差し置いて、実に51%もの学生がオンライン授業を肯定的にとらえていた。 過半数がオンライン授業に賛成を表明しているのだ。

 上述の「オンライン授業辛い」系の記事はそう感じる学生が一人でもいれば成り立つ。しかし往々にして「オンライン授業楽しい、賛成」系や「別にオンライン授業でも構わんよ」系の学生の存在は見落とされる傾向にある。その存在が多数派であるにも関わらず。

とにかく、情報という奴はただ鵜呑みにしてはいけないのだ。 情報化社会がますます進行していくであろう現代社会ではなおさらだ。

 

 

 

 

 

2020年9月13日日曜日

イオンのワイン その7 酸化防止剤無添加ワイン まろやかな味わい赤

 

中々の高コスパなワインだ。

一番良かったのは、空気に触れても味があまり変わらないため真空ポンプで保存する必要がないという事だ。

これで500円なのはイオンの相当な企業努力が感じられる。

2020年9月8日火曜日

読書録 9月その1


 貧困とセックス

貧困のニュース記事でおなじみ鈴木大介と中村敦彦の対談集。興味深かったのは二人の中年童貞に対する認識だった。中村氏の方は完全に救いのない存在と一蹴する一方で、鈴木氏の方はというと 何とか彼らを救う方法は無いかと模索しているようだった。まあそんなのが無いからこそ中年童貞なのだが。

リキッド・モダニティ

タイトルの通り現代社会はあらゆる側面で液状化しているという内容。古き良き、でも縛られていた時代はもう帰ってこないのだ。

強さと脆さ

僕の人生の師であるタレブの新作……ではなく、ブラックスワンの副読本のような位置づけ。


まとめ

貧困とセックス→947円

リキッド・モダニティ→4180円

強さと脆さ→1650円

自死→1650円

2020年9月6日日曜日

収支報告 2020年8月


コロナ不況が始まるちょっと前に始めた投資だが、最近の株価の回復には本当に目を見張るものがある。この金額は大体僕がバイトで1日で稼げる金額だ。

ところで、バンガードの日本法人が営業終了になるらしい。s&p 500のインデックスファンドには何ら影響はないらしいが、ある日突然繰上償還とかにならないか不安だ。まあ無いとは思うけど。

2020年9月2日水曜日

読書録 8月最終週

臆病者のための株入門

出版は2006年。これぞ橘節という表現が多々あった。橘節がどんなものか知りたければ「得する生活」と併せて読んでみると良いだろう。内容はほぼインデックス投資のすゝめ。

廃棄された生

モノが増えすぎた現代社会ではゴミが溢れかえるのと同様に、人間も社会からの落伍者である「人間廃棄物」で溢れかえるよ、というお話。

他は……まぁ……うん……

  読書録

  1. リキッド・モダニティを読み解く→1320円
  2. 臆病者のための株入門→825円
  3. 残酷な世界で生き延びるたった一つの方法→1650円
  4. 廃棄された生→3300円