読書の秋、ならぬ読書の春休みだ。どんどん読んでいこう。
「FACTFULNESS」
2018年か2019年の世界のベストセラー。かのビルゲイツは大学の卒業式に出席したときに卒業生全員にこの本を配って回ったほどだ。メディアには将来お先真っ暗な悲観的なニュースばっかり流れているが実はそうではない、それどころかよくなっている。データもあるぞ、という内容。
「日本は終わっている」など泣き言ばっかり垂れ流す人間には一生理解できないことだろうが、この広い世界を見渡してみれば、「明日は今日よりも良くなる」と考えている人間の方が圧倒的に多いのだ。レベル1から2へ、2から3へ。商機はそこにある。というか終わっていると思うなら国を変えて仕事を探してみればいいだろう。今やグローバル化の時代、好きでもない場所に縛られたままである理由などないのだ。
「亜玖夢博士の経済入門」
敬愛する橘玲せんせーによるオムニバス形式小説。ブラックユーモアと超展開でなんとなく戸梶圭太テイストな仕上がりになっている。亜玖夢博士に相談に来た人物はみんなして不幸になる……という書評を見て少し期待したが、そこまで悲惨な結末ではなかった。ただ、18歳の女子高生が突如株式市場の説明を始めるなど、「?」な所はあるが、娯楽小説にそこまで求めてはいけない。
「いじめの学問的解決法は"学校を替えていじめる側に回る"」
「“自分”は見つからない。自分探しとか無駄の極み」
<読書録>
もっと言ってはいけない→880円
バカの壁→748円
FACTFULNESS→1980円
亜玖夢博士の経済入門→1728円
合計5336円節約。