2019年6月17日月曜日

カナダ留学 ウォータールーでの3ヶ月 学業編

このブログの一番最初の記事で書いたように、僕は今、カナダはウォータールーで留学中だ。4月初頭の雨がちらつく某日に日本を飛び出し、この大陸に足を踏み入れた。 で、今月末にやっと一学期間の留学を終えて日本に帰れるっていう寸法だ。折角だし、ここでの学生生活とかなんやらを書いていこうと思う。 

ウォータールーってのはトロントから車で1時間半ほどの所にある市?のこと。隣町のキッチナーと合わせて一つの都市圏みたいなのを形成している。

出発前のリサーチで、ウォータールー大学がかなり凄い大学(理工系とかテクノロジー系に強い。町にグーグルの支社があったりする)と知って期待に胸膨らませて登校してみると、衝撃の事実が発覚。 なんと僕ら語学研修生が通うことになるのは同大学敷地内にあるRenison University College という所だったのだ。 理工系の大学とはいえ、文学部があるのでそこで勉強するのかと考えていた僕はこの時点で少し落胆した。 とはいえAffiliated with U of Waterloo の名が示す通り、学生証はウォータールー大学のもので、各種サービスも同等のものが受けられると聞いて気を持ち直した。

で、クラス分け(プレイスメント)テストの結果、僕はクラス300に入ることになった。上から2番目のクラス(400、300、200、100の順)で、海外での自分の実力はこの程度かと打ちひしがれたりしなかったり。 なんやかんやで授業が始まったのだが、まあ忙しい忙しい。 授業は全部で3コマでどんなに遅くとも3時には授業が終わるのだが、課題(アサインメント)がきつ過ぎて、9時開始18時終了の外大より忙しかった。 今は慣れたのでそうでもなくなったが、5月初頭まではよく悪夢を見た。 しかも夢の内容がテストの点数が低くて単位を落とすといった、ありえなくもないものであったため、余計に寝起きを最悪なものにしてくれた。 

授業についてだが、スピーキングとライティングとアカデミックスキルという、その名が示す通り、アカデミックな分野で使いそうなスキルを磨く、の3つだ。どの科目も毎週何らかのテストがあったり課題の提出期限だったりで目が回りそうなほど忙しい。アカデミックスキルの教師は、「まあたった11週間でこんだけやるのは忙しいわな。でも夏学期の奴らよかマシだぜ?なんたって7週間でこのカリキュラム全部やるんだからなHAHAHA」と、さらなる悪夢の存在を示唆していた。 そして当然のことながら、グループワークだったり発言する機会が非常に多い。 黙って座って板書を写すのはライティングくらいなものだった。

そして世の不条理とでも言おうか、僕より下のクラスに行った人々はそれほど忙しくもなく高度なこともやらずで海外生活を謳歌しているようだった。しかもしっかり授業には着いていけている様子。 こんな微妙に上のクラスでついていけずに単位落とすより、下のクラスで楽して単位取ったほうがいいんじゃねえかとクラスメイトにこぼしてみたところ、「まあその分俺らのほうが得るもん多いぜ」と返ってきた。

とにかく、これからレニソンで学ぶ人に言いたいことはただ一つ。

うっかり上のクラスに入ってしまったら最後、死ぬほど忙しいから覚悟しとけってこと。