ゲーム、読書、昼寝、ちょっと勉強な春休み。3回生への進級も決まり、心安らかな今日この頃。そんな時には読書をしよう。
今回はカード上限の10冊を借りてきた。
前に読んだバカの壁に続く「超バカの壁」。本当は間に「死の壁」があるらしいが、それはまた今度の機会に。「ニート引きこもりには感謝しろ。なぜなら彼らは自分から競争を降りてくれたのだから」全くもって同意である。ついでに言うなら大学中退して起業家だのブロガーだのになるいう手合いにも感謝すべきだ。その分新卒の価値が上がるというものだ。皆が本当に意識が高くなったら競争が激化してしまう。あまり能力のない僕にとってはそれは何としても避けなければならない事態だ。「脳は極限状態に長時間晒されると機能不全になる」ブラック企業で働く人とかいじめにあっているのにそれでも学校に行く生徒はこれにあてはまるのだろうか。機能不全になると思考停止が起こりそこから抜け出そうとする努力をしなくなる。極限状態から抜けられないため脳は機能不全になる。まさしく負のループ。「いじめはいじめられる方にも原因がある……ことがある」今なら炎上しかねないが、分かる人にはわかるはず。
「嫌われる勇気」
アドラー心理学でおなじみの本。自分の考え方とそっくりで驚いた。「他人はコントロールできないんだから放っておくしかない。今やるべきことを今こなす」現代社会で生きやすさというものを追求したらやはりこういう考え方に落ち着くのだろう。2014年出版なのに手あかにまみれていてかなり多くの人に読まれている形跡があった。現代社会は迷える子羊がそれだけ多いのだろう。
お次は中国の古書3連発。論語、孟子、韓非子。一番身に染みたのが孟子の「尽く書を信ずれば、即ち書無きに如かず」(意訳:あんまり本に書いてあることを妄信すんじゃねーぞ参考程度に留めておけ)
一読書家として肝に銘じなければならない。
「得する生活」
これが橘節と云うものだろうか。2003年出版なのでリゾート会員権だのクレカ活用術だのはもう使えないだろうが、それでも借金の仕組みや格安リゾートマンションのカラクリなどまだまだ為になる所が多い本である。「どんな夢を見るかは本人の自由だし、夢から覚めなければいつまでも幸福」「高邁な理想が悲惨な結果を招くのは社会主義国家に限ったことではない」「市場経済において、魅力的な価格が理由もなしに提示されるのはありえない」
絶番になったのが悔やまれる。
「ブラックスワン上下」
これについては思わず個別記事を書いてしまった。まだ2月とはいえ2020年で一番の良書かもしれない。
<読書録>
超バカの壁→748円
日本の貧困女子→957円
嫌われる勇気→1650円
孟子→880円
孔子 論語→1110円
韓非子→1980円
得する生活→1810円
亜玖夢博士のマインドサイエンス入門→1760円
ブラックスワン上下→計3960円
合計14855円節約